こんにちは、あおひげライフのあおです。
今回はパソコン選びで失敗しない基礎知識のストレージ編です。
ストレージ
ストレージとは?
ストレージとはデータやシステムプログラムを保存するPCパーツで、パソコンではHDD(ハードディスク)やSSD、M.2と呼ばれる箇所になります。
SSDやM.2の場合はOSやアプリをインストールすることによって起動や立ち上がりが劇的に早くなります。
このパーツに音楽データ、写真や動画/エクセルやワード等のデータを保存するので、用途によって容量を選びましょう。大まかに、どの程度の容量でどれくらい保存が可能なのかを下記の表にしましたので参考にしてみて下さい。
※動画や写真の品質やファイル形式によってデータ容量は異なるのであくまで目安です。
500GBの場合 保存時間や枚数の目安
【動画の場合】
画質 | 保存可能時間 |
HD画質 720pの場合 | 約83時間 |
フルHD画質 1080pの場合 | 約42時間 |
【画像の場合】
画質 | 保存可能枚数 |
フルHD 1920x1080pxの場合 | 約260万枚 |
4K 3840x2160pxの場合 | 約10万枚 |
【1曲あたり5分の場合】
音質 | 保存可能な曲数 |
MP3形式の場合 | 約26万曲 |
AAC形式の場合 | 約13万曲 |
ストレージ種類の違い
それでは、HDDやSSD、M.2など様々な種類がありますがどのような違いがあるのでしょう。
【HDD(ハードディスク)】
プラッタと呼ばれる、円盤が高速回転し磁気ヘッドと呼ばれる部品を使いデータを保存します。
物理的に動作する部分が多い為、衝撃に弱く動作音が大きめです。
ただし、大容量かつ低価格なので導入コストを抑えることができます。
外付けハードディスクやレコーダーは主にHDDが使用されています。
【SSD】
NAND型フラッシュメモリが内蔵されていて、電気的にデータを保存します。
物理動作がないので高速にデータの読み込みや書き込みをしてくれます。さらにHDDに比べて小型で軽量、静穏性に優れ耐久性も高いです。ただし、HDDよりも値段が高めです。
最近のノートパソコンやデスクトップパソコンはSSD搭載が主流になってきました。
【M.2】
NAND型フラッシュメモリが複数内蔵されているのに加え、NVMe接続を採用しているのでSSDよりもさらに高速にデータの読み込みや書き込みをしてくれます。また、SSDよりも薄く小型で軽量です。
一般的にゲーミングと呼ばれるパソコンに搭載されていることが多いです。
どれを選べばいいの?
それぞれのストレージの特徴を紹介しましたが、結局どれを選ぶのが自分にとって最適なのでしょうか。結論から言うと、予算があるならM.2搭載パソコン、妥協してもSSDがいいです。
理由は、HDD搭載パソコンは低価格が魅力的ではありますが、物理的に動作するのでSSDやM.2に比べて読み込み/書き込みが遅いです。つまり、本体の起動やアプリの立ち上がりが遅いです。M.2は高速で読み込み/書き込みも速く、ゲームを快適に遊びたい場合は必須となります。
SSD搭載パソコンは現在主流のSATA規格なので対応している機種も多く、ひと昔前に比べるとかなり手が出しやすい価格になってきました。また、HDDよりも体感できるレベルで快適に動作するのでプラス5000~10000円位の差なら、迷わずSSD搭載パソコンを選びましょう。
まとめ
HDDもメリットがないように感じてしまいますが、長期保存に優れているメリットもあるので、バックアップ用として外付けHDDに保存をしておき必要な時にデータを取り出す使い方がおすすめです。
SSDもM.2も半導体が使われているので市場に半導体が不足すると値段が上がってしまうデメリットがあります。先ほども申し上げましたが、予算があるならM.2、妥協してもSSD搭載のパソコンを選ぶ事にようにしましょう。
いかがでしたか。以上がパソコン選びに失敗しないストレージ編となります。
この記事が皆さんの少しでも役に立てれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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