皆さん、こんにちは。あおひげライフのあおです。
今回はモニター選びで失敗しない為の豆知識をご紹介します。
液晶モニターの選び方
ここでは、いろいろな種類の液晶モニターの中から自分に合ったものはどれなのか、解説していきたいと思います。
適正な画面の大きさは?
まず始めに気を付けたいのは、モニターのサイズです。製品表示には「インチ」や「型」と表示されておりテレビでも使われている表示なので見慣れているのではないでしょうか。
せっかく高性能なモニターを買っても大きすぎて置きたい場所に置けない、何てことになってしまうと残念極まりないので、最初は置く場所をイメージしてモニターのサイズから決めちゃいましょう。
よく大型量販店でセット品で販売されているサイズは21.5インチ~24インチ(最近だと23.8インチ)で、これ以上大きなものだと27インチや31.5インチなどがあります。
【各インチの画面サイズ】
画面サイズ | 横 | 縦 |
17インチ | 約34cm | 約27cm |
19インチ | 約38cm | 約30cm |
21.5インチ | 約48cm | 約27cm |
24インチ | 約53cm | 約30cm |
27インチ | 約60cm | 約34cm |
表は画面サイズのみなのでここからベゼル幅や本体枠の外寸、土台のサイズを考慮する必要があります。液晶モニターのベゼル幅や外寸については統一規格がなく、各メーカー毎にサイズが異なるので商品の仕様欄で事前にチェックしておきましょう。
ベゼル幅とは?
ベゼルとは液晶モニターを囲う枠のことで、ベゼル幅はその枠の太さの意味です。
役割としては液晶を衝撃から守るために取り付けられています。
同じインチ数でもベゼル幅が太いと表示領域が狭くなり、細いと広くなります。また、デュアル画面で使用する場合は、ベゼル幅の細い製品やベゼルレスの製品を使うことによって、つなぎ目を極力目立たなくさせることができます。
パネルの種類
液晶モニターにはパネルの種類がいくつかあり、それぞれが違う特徴を持っています。
特徴を理解することで自分の目的に合ったモニターを選ぶ事ができるので確認しておきましょう。
【パネルの種類】
視野角 | コントラスト | 応答速度 | 色ずれ | 透過率 | |
TN方式 | △ | 〇 | ◎ | △ | ◎ |
VA方式 | ◎ | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
IPS方式 | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
TN方式
動きの滑らかさを表す応答速度が速く、ゲームや動画視聴に向いているパネルです。FPSやスポーツ観戦など素早い動きが多い動画をみる場合はこの応答速度が低いパネルを選びましょう。
また、透過率も高いので画面を明るくしてもぼやけにくく発光効率も高いので低消費電力が魅力です。
デメリットは視野角が狭いので、見る角度によって色が変わったり見えにくくなる事があります。
VA方式
コントラストが高く映像がきれいに映るので、画像編集や風景などの鑑賞に向いているパネルです。
視野角も広いので複数で画面を見る場合にも色の変化が少ないのが特徴です。
デメリットとしては応答速度が遅いので素早い動きのゲームや動画視聴には向いていません。
ただし、最近のモニターにはオーバードライブ機能を使って応答速度を上げて動きの滑らかさをカバーする製品もあるのでチェックしておきましょう。
IPS方式
VA方式よりも視野角がさらに広く色ずれも少ない為、イラストや動画作成に向いているパネルです。
すべてにおいて平均的に高い特徴を持っているのであらゆる用途をカバーしてくれます。
映像入力端子
なにげに忘れがちな映像入力端子。モニターを新しく買ったけどパソコンに繋げなかった・・・。
ってことにならないように端子はならずチェックしておきましょう。
【端子の種類】
特徴 | |
VGA端子(D-sub15ピン) | アナログ信号。 ほとんどのパソコンに搭載しているが文字がにじむ等の映像劣化がある。 音声出力は不可。 |
DVI端子 | DVI-Iはデジタル信号。DVI-Dはデジタルとアナログ信号。 デジタルデータのまま伝送できるので映像劣化は少ない。 音声出力は不可。 |
HDMI端子 | デジタル信号。 デジタルデータのまま伝送できることに加え、音声出力も可能なので1本のケーブルに まとめることが可能。 |
Display port端子 | デジタル信号。 デジタルデータのまま伝送できることに加え、音声出力も可能。高解像度にも対応している。ただし、相性が出やすい。 |
まとめ
いかがでしたか、液晶モニターの機能には他にもよりくっきりと綺麗に映してくれる「HDR」や、目の疲れを軽減してくれるフリッカーレス機能などもありますが、ここでは最低限知っておけば失敗することはない液晶モニターの豆知識を紹介しました。
他にもさまざまな機能があったりしますが、専門用語が多く
混乱してしまうので、今回は簡単に紹介させて頂きました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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